堕天使の成長
-削除/修正-
処理を選択してください
No.42
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗黒丹
本文
そして、莉音が到着した体育教官室は予想以上の惨状だった。 「クロエっ!、大丈夫っ?!」 「私は大丈夫・・・」 上半身がジャージ姿のクロエと荒れた室内を見て莉音の顔色も変わる。 やや調子が悪そうなクロエは、ノロノロと後片付けをしながら莉音の到着を待っていた。 「どうすればこうなったの?・・・」 「話せば長いし・・・ちょっと理解不能かも・・・」 「・・・なら、お母さん達を呼ぶよ」 莉音の口から杏梨を呼ぶと聞いて、クロエもそれがいいと頷く。 単なる勘だが、杏梨なら摩訶不思議な事態も解決できそうな気がするし、気絶してる三人をどうにかするにも人手がいる。 莉音はメールで居場所ときて欲しい旨を伝えると、荒れた部屋の後片付けを始めた。 そして、片付けがあらかた済んだ頃に莉音の両親が到着したのである。 杏梨はクロエの様子を見て何かに感付きながら言う。 「この先生は・・・黒い霧のようなものにあやつられてたのね」 「はい・・・」 両親が顔を見合わせる様子に莉音は不安げであったが、杏梨は笑顔を見せて言う。 「黒い霧は吸い込んじゃったかしら?」 「はい・・・あれはなんですか?」
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
その他
>
堕天使の成長
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説