堕天使の成長
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「やっぱりあのクロエちゃんだけのことはあるな」 「だから、何というか…変な事にならないか心配で…」 この時、莉音は校門でクロエを待っていて、壮年の男性と話していた。 「あら、あのおじ様、どなたかしら?」 「莉音くんのお父様?」 「恰好いいよね。やっぱり莉音くんのお父様にちがいないよね」 下校する生徒たちの中には莉音の事が気になる女子もいて、彼と親しく話す男性の事も気になっていた。 話している最中に何度も視線を向けられたり、声をかけられ、その都度莉音と男性は挨拶を返していた。 「いささか早く仕事が終わったので来てみたが…お前はずいぶんと好かれているようだな」 「父さんほどじゃないと思うよ」 「心配しなくても私には杏梨だけさ」 「そうだね」 莉音ははにかむように微笑み、その表情を見た父親も満足げな笑みを浮かべた。 その様は実に美しく、そのままスクリーンに映っていてもおかしくないほどの顔立ちと表情だった。
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