バトル・ザ・ヴァンパイア
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そして、終ぞ窓を一度も見る事も無くアリシュラはイスから腰を上げる。ツカツカと歩きながら、アリアの横を素通りして部屋の外へ。 残されたアリアは、ペコリと一礼すると再び“音も無く姿を消した”。 「はぁッ! はぁッ! はぁッ!!」 荒い息を吐きながら、智は例の館から真っ直ぐに走り続けていた。まだ日が出て間もない森の中は、鬱蒼とした闇を作っている。 それでも彼の足は止まることはない。いや、止められないと言ったほうが正しいだろう。 (何なんだ?!何なんだ?!何なんだよぉ?!!) 館から飛び出してきてから此処まで、繰り返し反芻される疑問が彼の脳裏を駆け巡る。 常識では知りえない不可思議極まる体験は、彼の心に「恐怖」の二文字を深く刻みつけていた。
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