バトル・ザ・ヴァンパイア
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No.39
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ペンネーム
┗ヤマメ
本文
乱雑にドアを開け、絨毯が敷かれ“綺麗になった廊下”をドタドタと駆けていく。屈折階段を激しい音をたてながら下り、木製のドアへと体当たりをする。 弾かれる様に開いたドアから飛び出す智。冷や汗と恐怖で強張った顔のまま、彼は館の方に見向きもせずに森の中へと入っていった。 「良かったのですか? 彼を出て行かせて・・・」 館の二階、とある一室。其処は、先ほど彼が目覚めた部屋よりも豪華な仕様になっている。まるで高級ホテルのロイヤルスイートルームを彷彿とさせる室内。 その中で“一部始終を見ていた”アリアは、イスに腰掛け、ゆっくりと紅茶を飲んでいる主に声を掛ける。 「“逃げられんよ”」 一口紅茶を含んでから、一言。しかし、その一言には絶対の自信と、有無を言わせない迫力が混じっている。 そんなアリシュラの様子をアリアはただ黙って聞くばかり。メイドたるもの、主人の話の内容には絶対に触れないのが一流。 故に、何故彼女がそこまで自信を持つのかをアリアは聞く事はない。 「それよりも朝食の支度をしてくれ。 腹が減った」 「かしこまりました」
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