奇跡の男と牝奴隷たち
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No.376
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「ラーダ」 アベコウキが目の前に女王と自らを呼ぶ美女の名をつぶやいた。 「あ、ああ……その名でわらわを呼ぶそなたは、やはり、愛しきクリシュナ、それがあなたの今のお姿なのですか?」 賢者は時空の裂け目に飛びこんだあと、若く逞しい姿のものとなっていた。ひたいに目を持つ肉体の種族に。人間ではない種族に。 上空に浮かぶ島を国としていたこの種族は地上から来た謎の若者によって制圧され、その若者に王の証であるクリシュナという名で若者を呼んだ。 若者は自らの名を持たぬ者であったからである。 その巨大な浮遊する島の王家の美しき姫君を、王の地位を継承して娶った。 姫君の名はラーダ。 しかし、若者は空に浮かぶ王国を出奔し、消息を絶った。ラーダも若者を追って王国を捨て地上へ降臨し、時空の裂け目に飛びこんだクリシュナの姿をみた。しかし、その時、ラーダは取り残された。 一度でも天の王国を捨てた者は王国へ帰ることも許されず、地上で再び時空の裂け目が現れるのを待った。ラーダがクリシュナを追って地上へ降臨した理由は、クリシュナが孕ませた卵を、すでに胎内に育んでいたからであった。
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