そして、少女は復讐する
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つまり、一希の父にとってこの政略結婚は必要不可欠なものだった。 それだけにこの喜びようだった。 「我が息子がお役に立ててなりよりですな」 貫禄のある渋い中年。 そんな風な敦の父、巌が笑う。 彼もご機嫌なのは、須藤家にとってもメリットだからだ。 椎名本家に近い会社の分野は須藤家が弱い業種が多い。 だから、この結婚は彼にとっても大きな成果で、どら息子の敦が役に立った事にご満悦なのだ。 「ご心配をおかけしました・・・敦さんのような素晴らしい人と婚約させて頂いてありがとうございます」 笑顔で頭を下げる一希に一希の父はホッとした表情。 「なんなら敦くん、すぐに一希を持って帰ってくれていい!、いつ孫ができたってかまわない!」 一希の性癖に悩んでいただけに一希の父は若干の必死さがある。 「なら、花嫁修業を須藤家でやらして頂いてかまいませんか?」 一希が微笑んでそう言うと、一希の父はよく言ったと小躍り。 敦も微笑んで言う。 「僕は大歓迎です・・・父さんさえ良ければ、離れで一希さんと暮らしたいと思います」
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