そして、少女は復讐する
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それは、その後のクリスマスパーティーでも遺憾なく発揮されたのである。 椎名家主宰のパーティー。 大きな会場を借りきってのパーティーは椎名家では幾度となくあるが、今回は特別な意味があった。 「よく来てくれたね、敦くん!、いや本当によく来てくれた!!」 大袈裟なぐらい喜び敦の手を握る一希の父。 彼は椎名家の当主、そして椎名グループの総帥であるが、敦の父とは少し立原が違う。 椎名グループは古くからの名門で、戦後の混乱を乗り越えて成長。 一族でグループを守り今に至ると言う。 敦の生家、須藤家は同じく名門であったが戦後の混乱で没落。 破産寸前でグループは崩壊。 それを殆ど一人で建て直したのが敦の父、巌である。 グループの規模としては椎名家が上なのだが内容が違う。 一族がそれぞれ会社を率い、何かと本家に意見したり、互いに権力争いする椎名家は一枚岩ではない。 それに対し巌の手腕で再興した須藤家は、彼に逆らえる身内はおらず一枚岩。 椎名本家とそれに従う者だけで見ると反本家派より規模は小さく、須藤家の勢力と合わせれば圧倒できる。
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