そして、少女は復讐する
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そして顔を上げた一希は千恵子の方を見て言う。 「千恵子さん、明日より敦さんの傍に寄らないでください・・・彼の傍にいるのは妻となる私なので」 敦と千恵子の関係を考えれば酷い言葉かもしれない。 だが、千恵子は笑っていた。 「分かってるって、アタシみたいなビッチがお坊ちゃんの傍にいるとマズいもんな!」 敦は千恵子を愛してる、千恵子も敦を愛してる。 だが、立場を理解しない千恵子で無い。 一希は立場上そう言わざるを得ない事を理解してるし、千恵子にとって一希も親友だ。 敦を愛しつつも親友を想って行動するぐらいの分別はある。 一希と千恵子の笑顔にはそんな思いと覚悟があった。 そして一希は翼を見る。 「翼・・・私が敦さんの子供を産む時、一緒に子供を産んで欲しいの・・・」 互いに心通じ合わせた者だから分かる思い・・・ 翼に求めているのは、自分が望んで得れない鉄也の子だろう。 はっきりと初めて言葉にしたが、翼も薄々とは感じていたし、もうその覚悟はできていた。 「うん・・・私と一希の子供達もずっと一緒にいれるといいよね・・・」 翼も千恵子も己の進むべき道を見出していた。
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