ノーマンズランド開拓記
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No.36
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「若、とりあえず記録に残しておきましょう」 ルークはその生い立ち故か、他の貴族達のように狩猟や舞踏会といった交流性のある趣味よりも自分一人で出来る趣味の方が多い。 絵画もその一つで、よく屋敷や領内の風景を描いていた。 人物画はさほど多くは無いが国王の肖像画を何点が残しており、その腕前はお世辞抜きにスゴい。 クラウスが道具を持ってきてくれて、ルークは早速キャンバスに筆代わりの木炭を走らせる。 「ハーヴィン教授、どう思われる?」 そんなルークの傍ら、クラウスが尋ねた相手は、未知の人間に興味津々といった様子の学者風の若い女性であった。 「ふむ……もしかすると原人かもしれませんね」 「ゲンジン?」 「最新の学説によれば、我々は猿から進化したと言われています。教会は否定していますがね」 「すると……」 「この大陸は長きにわたって私達の大陸と隔絶されてきました、ゆえに猿と人間の中間点の様な存在が生き残っていてもおかしくありません。非常に興味深いですね」 「死者が出ているが……」 「かといって彼女達を排除する事は学者としては反対です」
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