堕天使の成長
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No.32
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ペンネーム
┗黒丹
本文
それ故にクロエは両親を説得した。 最初はかなり難色を示した両親だったが、クロエの粘り強い説得で折れた。 あの事件はクロエだけでなく両親にもトラウマだったが、クロエはあえてあの町を留学先に選んだのだ。 それが自分とあの事件の決着をつけれるような気がしてたからだ。 こうして中学三年生の新学期よりクロエの留学生活が始まったのである。 日本語に関しては学者であり日本文化研究の大家である父から教わっていたし、受け入れ先の父の友人がしっかり教えてくれた。 そして、その父の友人の息子こそが莉音だった訳である。 以前の訪問ではクロエと莉音は丁度すれ違いだった。 なので再来日が初めて会った訳であるが、莉音を一目見てクロエは何かしらの運命を感じるぐらい身体が震えた。 一目惚れとか単純なものではない・・・ 本当に自分の運命に関わる重要な存在のような、そんな大きな存在に出会ったように感じた。
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