不知火家メイド隊
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No.308
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『K・O!』 「菖蒲。もう寝た方が良いんじゃないか?」 「ふぁ〜・・・イヤ・・・もっと遊ぶ・・・」 圧倒的だった菖蒲のキャラの動きが、午後九時を回った当たりで急にグダグダになり、恭介の勝利が続いていた。 見れば菖蒲はトロンとした目で半分寝ているような感じだった。 「菖蒲。明日も学校から帰ったら遊んであげるから、もう寝なよ」 「イヤなの〜・・・もっとお兄ちゃんと遊ぶ・・・ZZZZ」 ゲームのコントローラーを持ったまま駄々をこねる菖蒲だったが、旅の疲れが溜まっていたのか、恭介がゲームの電源を切ると同時に崩れるようにソファーに横になり、そのまま寝息を立て始める。 「やれやれ・・・」 恭介はため息を吐きながら、メイドに菖蒲を自分の部屋に送るよう命じるため、室内電話に手を伸ばす。 だが、その手が受話器を取る事は無かった。 「待たれよ主殿」 「ああ、何だ起きたのかいアイリス」 恭介を制止した声は、菖蒲と同じ幼い少女の声で有りながら、まるで別人のような威厳を持っていた。
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