そして、少女は復讐する
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「はい・・・麻由美はあなたのモノになります・・・」 麻由美の笑みに対し鉄也は真顔のままだ。 「なら脱げ、そして俺に全て捧げろ」 女に対しキツい口調の無い鉄也だが、普段のそんな雰囲気とは違う有無を言わせぬ口調だった。 麻由美は微笑んだまま裸になる。 微笑みの中に彼女なりの覚悟らしいものが見えた。 「村田桂馬・・・」 鉄也が背中の仏壇に向かって言う。 「俺はお前が嫌いだ・・・」 桂馬について鉄也が言葉に出すのは初めてである。 「お前は愛するものを捨てて逃げた卑怯者だ・・・だから許さねぇ・・・」 桂馬の不器用に真っ直ぐな生き方は見方を変えるとそうなのだ。 逆に鉄也なら這いつくばっても屈辱にまみれても生きるだろう。 生き方の違いだが、それは鉄也にとって受け入れられない生き方なのだ。 「だから麻由美は俺のモノにする・・・2度とお前には渡さねぇ・・・お前の入る隙間の無いぐらいヤリまくって・・・俺の為だけに生きさせる・・・」 これは彼なりの決意表明なのだろう・・・ 麻由美は微笑みながら泣いていた。
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