南の島の大王は…
-削除/修正-
処理を選択してください
No.29
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
そんなある日の事…。 「国王陛下、わざわざお時間をいただきまして恐れ入ります」 「うむ、構わぬ。して話とは何だ?」 王室に関する諸事を司る役職の臣下が内密に話したい事があると言ってきたのだ。 「はい、実はお世継ぎの事でございます」 「世継ぎ?」 「はい、国王陛下が王妃殿下と御結婚あそばされてからもう四年…いまだ王妃殿下に御懐妊の兆候も無く…」 当たり前だろう。王妃とはおおよそ週三の割合でベッドを共にしているが(仲は良い)、常に外出しを心がけているのだ。だって俺は王様じゃないんだもの。子供が出来たらマズい…。 「…何が言いたい?早よう結論を言え」 「恐れながら王妃殿下は石女(うまずめ)の可能性があります!どうか側室をお迎えになって、お世継ぎをお作りください!」 俺が種無しという可能性は考えないのだろうか…。いずれにせよ偽物の王である俺が世継ぎなんて残しちゃ駄目だろう。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
その他
>
南の島の大王は…
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説