奇跡の男と牝奴隷たち
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No.272
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西公主ダルア公は「世継ぎを作ることが公主のただひとつの役目ではないかね」とかつてヴァイナモと会談したときに答えた。ヴァイナモが公主としてどのようにあるべきか、と質問したときのダルア公のこの返答に深く失望した。 幼い頃から贅沢三昧で暮らしてきたダルア公は肥満した体を揺らしてよく笑う男だった。 かつて西域は石の加工に優れた職人たちの国であり北域と競い合い、また情報を交わし、よき盟友であった時代があった。しかし、砂漠化によって石の職人たちの時代が終わり、交易と耕作の時代になると支配者が変わったので、北との関係は疎遠となった。 (ダルア公は古き石の職人たちの血など一滴も流れてはいない男だ) ヴァイナモはそう思った。 しかし、ダルア公がふがいないせいで、闇商人たちに先祖たちが盟友としてきた国が好き放題に荒らされるのはヴァイナモには許せないことであった。
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