ノーマンズランド開拓記
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No.26
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クラウスの言葉に諭され、群集はすごすごと(いや、期待に胸を膨らませて)戻って行った。 ルークはホッと一息つきながらクラウスに感謝する。 「ありがとう、クラウス…助かったよ」 「いやいや、私も冷や汗が出ましたよ。しかし若の身に何も無くて本当に良かった」 「しかし知らなかったなぁ、海軍が調査隊を送っていたなんて…」 「あぁ、あれは嘘ですよ」 クラウスはウィンクして見せた。 「やはり王立海軍と国王陛下の名は効果抜群ですな。皆すぐに信用した…」 「クラウス、お前ってヤツは…」 ルークは色々と言いたい事があったが今は助けられた身、文句は言えない。 だが彼の言わんとする所を察してか、クラウスも苦笑を浮かべながら言う。 「…私も嘘は好きではありません。ですが若、これだけは覚えておいてください。正直は美徳だが、時と場合によります」 「ああ…良〜く思い知らされたよ…」
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