ノーマンズランド開拓記
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No.25
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「そ…それは…」 男は言いよどんだ。 クラウスは続ける。 「…仮にこのアルディア大陸が人間の生存が不可能な土地だとして、そんな所に自国の民を送り込むような非道を国王陛下がなさると思うか?しかも自らの甥であるルーク様をその代表に添えて…」 「「「……」」」 群集からはもう何の声も上がらない。 アスファルティア王室は国民達からは概ね愛され親しまれていた。 クラウスは国王の名を持ち出す事によって人々を納得させ、ついでにルークが国王の血縁という高貴な人物である事も思い出させたのである。 彼は更に続けた。 「心配は無用だ。この開拓事業は必ず上手くいく。さっそく明日から居留地の設営に取り掛かろう。これから後続の移民船団がどんどん来るからな。人も増え、ここもいずれは本国の王都にも引けを取らない大都市となるだろう。そうなる頃には君達は大農場主だ。良いかね?君達は必ず幸せになれる。そのためにも今はつまらない心配などせず、家族の元に戻ってゆっくりと体を休めておきなさい」
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