そして、少女は復讐する
-削除/修正-
処理を選択してください
No.219
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
何となくだが吹っ切れた。 健二にとって自分の人生を狂わせ苦しめるのは常に女なのだが、人生を救い喜びを与えてくれるのもまた女なのである。 それに感謝しつつ、由佳里が元気そうな事を確認した健二は帰途についたのだ。 街の工場街の一角。 夕方になれば人通りも少なく、仕事の終える夜に至ってはほぼ無人。 そんな街角の古びたシャッター付きの工場兼住居。 シャッターが閉まったままの家屋の横にある扉からそこへ健二は入っていく。 「ただいまー、帰ってきたぜ」 その声と共に2人の幼児がかけてくる。 「「パパァ、おかえりー」」 健二をパパと呼んだその幼児。 5、6歳程度の女児とややそれより小さい男児。 健二の年齢考えると、父親と言うには子供たちは大きすぎる。 そして奥から小走りに現れる女性。 「おかえりなさい、健二さん」 「・・・ただいま、桜子」 桜子と呼ばれた女性は20代中盤ぐらい。 そう、健二とよく似た美人のこの女性は、実の姉である。 だが、彼女の取った行動は姉のそれでない。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
その他
>
そして、少女は復讐する
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説