そして、少女は復讐する
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┗ルガーの竜
本文
決して彼等がホモだった訳ではない、陰湿な社会的抹殺手段としての所業だ。 流石にこれは立ち直れないだろう、男達が歪んだ男根主義を貫き意気揚々と出社する翌朝、桂馬は訴訟を申し立てた。 示談・交渉は一切認めず、レイプに関わった全員を塀の向こうに送った後、庭先にある桜の下で先祖の短刀で腹を切り、果てた。 父・桂馬は戦い抜いて潔く自ら命を絶ったと解釈すべきか、最後の最後で諦めてしまった敗者なのか。 ただ一つ由佳里に解るる事、桂馬は正直過ぎたのだ。 「ごめんね、私お父さんみたいには、出来ないよ。」 時代劇なら形見の短刀どうこう、という所だが現物は事件の証拠として押収され、とうの昔に溶鉱炉送りだ。 桜の木も父の死に付き添う様にして枯れ落ちてしまったそうだ。
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