ノーマンズランド開拓記
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だが、その蛮族達は一瞬怯んだものの相変わらず林の間から石や弓で応戦してくる。 「銃兵方陣を組めっ!」 そこにやってきたのは、ジェシカの義父クラウスと、そのクラウスとその前に合流したルーク。 クラウスの指示にジェシカは我に返り兵を整えた。 銃兵方陣とは、大陸で最も銃の発達したアスファルティア王国の基本陣形と言えるものだ。 陣形中央に銃兵を配し、その銃兵を数列並べる。 銃を撃った兵は最後列に回り弾を込め、次の列が射撃。 これにより銃の最大欠点の装填速度を飛躍的に改善させた。 この戦法は騎兵隊の貧弱なアスファルティア王国が苦肉の策で編み出した戦法であったが、大陸列強の騎兵隊をこの戦法がことごとく破る結果になり、アスファルティア王国は大陸最大国家となったのだ。 その戦法は、この異形の蛮族相手にも有効であった。 銃声と共に悲鳴らしきものが上がる。 隙間なき弾幕に機敏な蛮族も避けられなかった。 慌てふためき逃げていく。 「追いますか?」 「いや、撤退して船に戻ろう」 ルークは逃げる蛮族に目もくれず撤退を決めた。
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