強運ハゲ中年と1000人の子供
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「うそ…凄い…」 私の手を見ながら、美麗ちゃんは目を輝かせて呟いている。 「美麗ちゃん?あの、」 「あ、ごめんね。予想以上に凄くて…田辺さん、運命って信じる?」 まるで、運命の恋人に出会ったかのような視線で、私の目を真っ直ぐ見つめてくる。 「し、信じられるよ今なら。美麗ちゃん!」 たまらず美麗ちゃんに抱き着こうとしたら、顎を両手で押し返された。 「はいはい、そうゆうのじゃなくてね…例えば、『運がいい』とか『運が悪い』とかあるじゃない?」 「う、うん…」 ちょっとガッカリしながらも、大人しく話を聞く事にした。 「それって、生まれ持っている幸運、ツキを消費しているの。そして誰かが幸運になれば、誰かが不幸になり、世界はバランスを取っている。」 ふむふむ、今で言うと、私みたいな中年ハゲが超絶美人の美麗ちゃんと子作りした。私は正直、子供は欲しくても育てるとなると…って尻込みする最低野郎だから、美麗ちゃんが妊娠しても認知して育てるのは旦那さん。旦那さんが不幸になっている。 「昔の偉人なんかは、生まれながらそこそこの強運を持ち合わせていてね。ここぞって時に消費して逆境を跳ね返したり出来たの。」
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