ノーマンズランド開拓記
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No.161
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まず一行が疑問に思ったのが『この集落の住人達はどこへ消えたか?』であった。 『家の中を調べてみろ』 『はっ!』 半壊した家屋の中に足を踏み入れた兵士達は、そこで恐るべき物を目にした。 『うっ…ひでぇ…』 『マジかよ…』 中には複数の白骨死体が転がっていた。 入り口付近に大人の男性と思しき白骨が一体、奥に大人の女性と幼児と思しき白骨が抱き合ったまま倒れていた。 恐らくこの家の住人…夫婦と幼い子供だろう。 全ての家が同じような状況で、さらにショックな事に、全ての白骨死体の中から、矢や槍の先端部分に使われる石器が見つかった。 この状況から推測される答えは一つしか無い……この村は先住民の襲撃を受け、住人は虐殺されたという事だ。 『一体何があったんだ…この村に…』 一つの白骨を見下ろしながら呟くロレンツ。 女性らしきその白骨死体は股関に石槍を突き立てられて殺されていた。 尋常な殺し方ではない。 恨みとか敵意とか、そんな物を超えた狂気じみた物が感じられた。
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