ノーマンズランド開拓記
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No.153
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その掟というのも、親から子、そして孫へと語り伝えられていく内に、次第に過激化し、極端化していったらしい…。 「何でだんだん過激になってったんだ?」 「全員ドMなのか?」 モットとベイリーの疑問にハーヴィンが答えた。 「無意味に厳しい掟で自らを縛るのは、暮らしに余裕があるからだ」 狩猟採集生活といえば不安定で常に飢餓の危機に瀕しているというイメージがあるが、実は労働時間が短く余暇が多いという一面もある。 そのため一見すると無意味とも思える(ちゃんとした意味がある場合もある)様々な“ルール”が必要なのだ。 長老は更に続けた。 『…当然やつらは我々の事も軽蔑し、そして憎悪している。そこの大きな男(イワノフ)が指摘した通り、我々の生き方は多くの木の命を奪う…それにやつらは、人間が自然界に手を加えて恵みを得る事は、精霊達への冒涜だと考えている。やつらに言わせれば我々は赦されない事をしているのだ。過去、我々は幾度となくやつらと刃を交えて来た。この村を取り巻く柵や櫓も、やつらとの戦いのための物なのだ…』
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