出会い喫茶店
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ペンネーム
┗匿名さん
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私は男のくせに、その性欲を押さえ込むような、気弱な男は苦手だった。 増しては、今時の青年のように眉を整え、スキンケアを日課とし、アンダーパンツの柄を気にしている男などに興味も無かった。 とはいえ、この男が眉を綺麗にしている訳でも、遠目で見て、肌が綺麗だと思える訳でも、洒落たプリント地のパンツを穿いていそうな男である訳でもなかった。 草臥れたスーツを着た男は、あくまでもトランクスを穿いた、どこにでもいそうな普通なサラリーマンとしか見えないのだ。 それでも私は、彼に対して草食系的な苦手意識を感じたのは事実だった。 それは彼がこの喫茶店で唯一、自分に厭らしい眼差しを向けてこなかったからかもしれなかった。
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