南の島の大王は…
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俺は軍服に着替えさせられ、原稿を渡されてカメラの前に立たされた。 「本番、5秒前!…3、2、1…キュー!」 「え!?も…もう写ってんのコレ?あ、ど…どうも、国民諸君。え〜と…本日未明、卑劣なる反乱軍は無謀にも、不当なる手段、しゅなわち…じゃない…すなわち、武力による政権の奪取を企み、しゅしょ…首都各所にて武装蜂起した…と。されど、我がちゅうじゅちゅ…忠実なるマダダダ…マダタスカル王国軍は…」 俺はガチガチに緊張し、棒読みで、噛みまくりで、しかも殆ど下を向いたまま、ただひたすらに原稿を読んだ。 何とか終えるとルルー少佐が心配そうな顔で言ってきた。 「陛下…その…何というか…本日はずいぶん調子がお悪いようで…いえ、このような非常時ですから当然の事とは思うのですが…とりあえずあちらのお部屋でごゆっくりお休みください」 「う…うん…」 俺は大役をやり遂げたのに落ち込み気味で別室に案内されたのだった。
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