奇跡の男と牝奴隷たち
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No.139
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「詠唱はなさらないのですか?」 僧侶メトラがアベコウキに質問した。 「あー、詠唱したほうが魔法を使いやすいかもしれないけど、それに慣れちゃうと緊急のとき詠唱しなくちゃならないでしょう。でも、めんどうじゃないですか」 僧侶メトラが深いため息をついた。 神への祈りを捧げて加護によって力を呼び覚まして魔法を発動させるという手順を「めんどうじゃないですか」と言われてしまったからである。 「ちょうどいい、メトラさんのHP、って元気がちょっとないから、マリーナさんの魔法で回復してもらおう」 マリーナにメトラの肩にふれてもらって、意識を集中してもらう。 「はい、集中して、手のひらに集めてきて。マリーナさん、手があったかくなってくるのが消えたら、目を開けて」 僧侶メトラは寝不足だった。アベコウキの使った魔法が過去の記録に残っていないか文献を再確認する作業を続けていたからである。 (体のだるさと肩こりが消えました。たしかに魔法が発動して、わたくしを癒して……) 「どうですか?」 目を開けたマリーナが、僧侶メトラにちょっと不安げな声で聞いた。
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