ノーマンズランド開拓記
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そんな彼らの様子を遠巻きに眺めている軍服姿の集団があった。 「フッ…呑気なもんだ…」 「まったくですな、ロレンツ大尉殿。あんな子供を遠征に同行させるとは…クラウス殿も一体何を考えているのやら…」 彼らは工兵のキースと同じ、アスファルティア王国軍の軍人達である。 もともと海兵として船に乗り込んで一緒に付いて来た連中だ。 ちなみに海兵とは、端的に言えば軍艦に乗り込んでいる陸兵の事であり、船の運航を担う水夫や彼らを指揮する海軍士官とは基本的に所属が異なる。 軍艦内にあって海軍の指揮系統に属していない彼らだが、戦闘時には斬り込み隊として敵船へ乗り込んで戦い、平時には艦内の治安維持に当たっていた…いわば陸軍と海軍の“協力関係”である(後に“海兵隊”という独立した組織になるのだが、それはもう少し後の時代の話)。 また、敵地などに上陸してその土地を占領した際には、本来の陸兵に戻って現地に留まって橋頭堡を確保する役目も担う。 今回のアルディア開拓においても“植民地軍”正規兵として(数は多いが練度の低い民兵達と共に)治安維持および開拓民の保護…つまり先住民との戦闘に従事してきた。
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