ノーマンズランド開拓記
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一方その頃、クラウスはハーヴィン教授の元を訪れていた。 砦の一角に彼女の研究室が設けられている。 四方の壁は本棚で埋め尽くされており、オマケに様々な書類が所狭しと積み上げられていて足の踏み場も無い。 女性らしい要素はほぼ皆無と言って良い“研究者”然とした部屋であった…。 「教授、そろそろ教えていただきたいのですが…」 「…何の事です?」 「エリスとあの二人の先住民の娘達との関係ですよ。エリスのあの二人への想いは明らかに“友情”以上の物だ…私の娘は彼女達と一体どんな“交流”をしていたんです?」 「うぅ〜ん…」 ハーヴィンは「参ったなぁ…」というように頭をポリポリと掻いた。 彼女はエリスの名誉のため、交流の内容については自分だけの胸の内に秘めておくつもりだったのだ。 だが他でもないクラウスにこうして迫られると黙っている訳にもいかない。 彼は(意識してかどうかは判らないが)“娘”という言葉を使った。 父親である彼には知る権利がある。 結局、ハーヴィンは(エリスには申し訳ないと思いつつも)彼女が先住民の娘達と“いかにして愛情を育んでいったか”を彼女の父親に話さざるを得なかった…。
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