ノーマンズランド開拓記
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No.121
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少しの間、黙って海を見つめていた二人であったが、やがてルークが口を開いた。 「…実は、捜索隊を編成しようと思ってるんだ。規模は20名前後を考えている」 「ほ…本当ですか…!?」 「ああ…ただ、勘違いしないで欲しいんだけど、この捜索隊の目的は先住民の集落に攻め入ってエリスを奪還する事じゃない。第一の目的はエリスが連れて行かれた集落を突き止める事だ。そして可能ならば彼らとの接触を試みる。さらにエリスに会う事が出来れば彼女の意思を確かめた上で連れて帰る…解るね?」 「はい!ぜひ私もその捜索隊に参加させてください」 「むしろ僕の方からお願いしたい。一緒に来てくれないか、ジェシカ。僕には君の助けが必要だ。僕一人だけでは皆をまとめられないからね」 「喜んで!…しかしルーク様、一人という事は、父は同行しないのですか?」 「うん、彼には砦に残ってもらおうと思ってるんだ。…どうも開拓団内の一部に不穏な動きが見られる。僕が砦を留守にしている間に何かやらかす気らしい。クラウスに残ってもらうのはそのためだ。クラウスが目を光らせていれば、彼らも容易には動けないだろうからね…」
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