ノーマンズランド開拓記
-削除/修正-
処理を選択してください
No.119
┗
修正
削除
※残り修正回数=4回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
「そ…それは……確かにそうかも知れませんが…だがリスクを恐れていては何も出来ませんぜ!!」 「…リスクを無視して行動した挙げ句、開拓団全滅…などという事になるよりはマシだと思うがね…?」 「あ…あんたは自分の娘が蛮族共に浚われて平気なんですか!?」 「平気な訳があるかぁっ!!!!!」 「「「…っ!!!?」」」 それまで淡々とした口調で諭すように話していたクラウスがいきなり大声を上げたので皆は驚いた。 ベイウッドは驚きのあまり唖然としてしまう。 ルークはクラウスの心中を察し、安易に戦いへと踏み切ろうとしていた己の軽率さを恥じた。 (そうだ…エリスが居なくなって一番辛いのはクラウス達一家じゃないか…それでも彼は今なお開拓団全体の安全を一番に考ている…本当は真っ先にエリスを取り戻しに行きたいはずなのに…) そして彼は皆に向かって言った。 「…クラウスの言う通りだ。ここで怒りの感情に流されて、勝ち目があるのか無いのかも判らない敵に戦いを挑むのは自殺行為だ。ジェシカ、ベイウッド、確かにエリスの事は心配だろうが、今は耐えてくれ…」 「…解りました」 「うっす…」
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
その他
>
ノーマンズランド開拓記
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説