奇跡の男と牝奴隷たち
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No.104
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「君たちはおもしろいセンスを持っているな」 執務室で二人に面会したエリシーヌはそう言った。 「視察官の役目は多忙な王都騎士団の諸君には不本意かもしれないが、本来の役目ではないとはいえ、今回の視察でアンドレスの街が気にいったなら、赴任と滞在の申請を私に申し出てくれたまえ」 書状を渡すと短時間で面会は終了した。 (どういう意味だろう。私たちが王都の騎士団に不要な人材という意味か、エリシーヌ様がアンドレスの街へ私たちを部下としてほしいという意味か) 視察官二人のために街の案内役として、エリシーヌが執務室に呼んだのは兵士見習いアルベルだった。 二人はキジム族の血を継ぐ者と対面するのは初めてだった。 (まだ子供ではないか。エリシーヌ様は、こんなに幼いうちから人を育成するのか。美しき薔薇のような人。厳しさの荊を持っていらっしゃるようだ) エリシーヌがたまたま街で見かけてアルベルを保護しただけという事情を知らないので、そのように女騎士の従者は考えた。
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