奇跡の男と牝奴隷たち
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アルベルは途方に暮れていた。 「お腹すいた……もう、やだぁ」 路地裏でしゃがみこんで泣きそうになるのをこらえていた。 手持ちの所持金は銅貨2枚。村から街へ、途中で野宿もしながらやってきた。 つり銭の残りもあとわずか。 この街には、どんな病気やケガでも無料で癒してくれるがいる人がいるという。 「は、そんな噂話なんて、誰に聞いたんだよ。でたらめだろ。それより、俺といいことしようぜ、お嬢ちゃん」 「……どうもありがとう、じゃあね」 「おい、待てよ」 アルベルは立ち止まってふりむいた。 走って逃げる体力がない。今が夜で、話しかけた男が酔っぱらいでなければ、アルベルの顔色は空腹で貧血で倒れる寸前、ひどく青ざめているのに気がついたにちがいない。 アルベルは肩をつかまれたとき、目の前の視界かすうっと狭まっていくのを感じた。
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