交差 54
少し離れた位置からそんな伊藤君の姿を観察する…
26歳の青年がオナニーをしているところなんて、なかなか見れるものではないと思う気持ちが私を高揚させる…
しかも私に見せるかの如く全裸で正面に立ち、アナルに指を挿入しながら、身体に似合はず立派過ぎる巨根を丸々晒し見せているのだ…
「あぁ…ぅん〜…も、もぉぉ…」
よがる伊藤君は意外にも聳え勃った竿には触れず、もう片方の手は揺れ動く玉の方に持っていく…
会陰…蟻の門渡り…とも呼ばれる箇所に刺激を与えているに違いない…
透明な汁を滴ながらヒクヒクと律動する伊藤君の巨根…
そんなペニスを前にしていながら、自分のものにならないことがもどかしい…
いっそのこと伊藤君を押し倒し、あの巨根を自分のものに出来たらどんなにいいか…とも思う
これじゃお預けをくらった犬と一緒…
目の前にご馳走がありながら、食べることを許されないもどかしさに身体が疼く…
脚を開き、自分の性器に触れる…
ジワッと塗れたソコは、さっきイった時の名残だけじゃない…
トロッと流れ出る愛液は伊藤君に挑発されて新たに出てきた欲望の証だ…
滑る指でクリトリスに触れると身体がビクッと跳ねる…
普段オナニーはしないのだけど、今ばかりは自分の指に頼るしかない…
「あぁ…堪らないはぁ…」
右手でクリトリスを弄りながら、もう片方の手で入口を擦る…
長いネイルが刺激になって、襞全体がうねり出す…
「しゃ、社長…僕も…社長に見られていると思うと…堪らないです…」
確かに伊藤君の竿はお腹にくっ付きそうなほどに垂直に勃っている…
「凄いはぁ伊藤君の…こんな大きいの見るの初めてよぉ…」
今まで経験した中では優紀のが1番大きかった…
でも伊藤君のは優紀のソレより明らかに勝っている…
「あぁ…恥ずかしいです…社長の前でこんなになっちゃってぇ…」
それを言うなら私も一緒…
まさか自分が社員の前でオナニーするとは思ってもいなかったもの…
「遠慮しないで続けてちょうだい…私は私でヤるからぁ…」
このある意味、禁欲的な特殊な状況に、変に欲情している自分がいるのは確かだ…
愛液のお陰で寸なりと指は挿る…
第2間接で指を折り、深いところまで滑らせる…
あぁ気持ちいい…
男と違って貯まりくる精液を出さねばならないという必然はないけれど、それでもオナニーを習慣化させている女の気持ちが分かる…
私もこれを機に、毎日でも行ってしまいそうな自分がちょっと怖かったりもする…
そんな時は伊藤君を呼ぶことになるのかしら?…
オフィス内でこんな風に全裸になって貰ってペニスを勃起させて…
その姿を見て私はオナニーに耽る…
そんな情景を優紀や直人が見たら何て言うかしら?…
まぁ2人は間違いなく伊藤君の巨根ぷりに驚くことだろうけど…