教授と私と方程式
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そんな男の子たちが、自分を性の対象として見ていることは、気が付いていた。 初体験の相手としては、申し分ない年齢差・・・そう考えるのも、分からなくはなかった。 年上の女から教えてもらう・・そんな受け身の行為から初まる映画を、どこかで観たような気もした。 そしてそれは、受け身体質な今の男の子たちにとって、童貞喪失の最も楽な方法なのだろう、とも思えた。 しかし美和子は、そんな男の子たちの相手をするつもりなど、更々なかった。 女の初体験に比べると、男の初体験はそれほど記憶に残らないことも、男友達に聞いて知っていた。 そんな記憶にも残らない、ただの自己満足、友達への自慢、女の身体への好奇心・・ そんなもののために、女を踏み台にするぐらいなら、草食男子を貫いて、一生自慰だけしていて欲しかった。 確かに、今の時代の男の子たちの童貞喪失年令が平均19.4歳と、上がっていることは知っていた。 その人数の大部分を、風俗が絞めることも知っていた。 今の時代、異性と付き合い、ちゃんと初体験を向かえる男の子たちは、どのくらいいるのだろう? その疑問は、彼氏居ない歴29年の美和子自身に振り返ってきた。
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