優柔不断な恋心♀×♂♂
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何やってんだか・・・ リカは半ば呆れて雅志の背を見送った。 下駄箱でカバンの底の折畳み傘を探す手に小箱が当った。 友達がそっとくれたスキンだった。 今日、雅志と始めて結ばれなかったことは残念ではあったが、嫌な気分では無かった。 寧ろ、AV観賞会から強士を追う為に飛び出してきた雅志に対して、くすっぐたいような甘酸っぱい気がしたのだ。 予想通りに大粒の雨は下着までもをグッショリと濡らした。 折畳みでは刺しているのも馬鹿らしく思え、リカは直に雨を受けながら天を仰いだ。 空は明るかった。 白みを帯びた雲が直に止むことを告げていた。 遠くでサイレンの音が大きくなり、リカの前を通過して行った。 濡れたアスファルトに反射する赤い光が綺麗に思えた。 リカは過ぎ去っていく救急車を・・じっと見つめた。
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