同級生
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No.244
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ペンネーム
┗沙耶
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そこまで言ってゆきはあることにはっとした。俯いた顔の両脇から覗く耳元が赤い。凄く赤い。 「悠…」 「ほんと、御免な。俺、優しいことの一つも言えなくて…昨日もあんな…酷い言い方して。」 少し頭上げて話す悠太の顔は、ゆきが見たことのないくらい真っ赤に染まっていた。恥ずかしかったりドキドキしたりするときの赤い顔ではない泣きそうなのを必死に堪えているときの、其れである。何時の間にかきちんと正座をして頭を下げている彼の姿が愛おしくて、ゆきは悠太の顔に手を添えて自分の目線の位置へ方へくい、と上げた。 いっぱいいっぱいな顔にきゅんとなった。
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