吉原伝説
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安治の額から頬にかけて、なんとも言えぬ冷たさの汗が流れた。 香代としては、恋している安治に抱いてもらいたいという思いと、こんな所で愛する人に抱かれるのは嫌、という複雑で切ない思考と感情が交互にぶつかっていた。 安治としてもこれはとても困ったことだし、彼とて香代を思っていたところもあるから、困惑しても仕方がないのだろうけれども。 そして二人を静かな傍観者として見やるご隠居としてはどうとでもなっても楽しい結果が待ちわびていることには変わらなかった。 ご隠居には二人に対して、とても大きな勝ち目があったし。
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