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女子高生涼子の水泳特訓
【教師 官能小説】

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女子高生涼子の水泳特訓-1



「ああん……気持ちいいっ……センセェ……」

耳障りな甲高いあえぎ声が薄暗い体育用具室に響く。


汗くさい体操マットの上に組み敷かれたセーラー服姿の少女は、今まさに歓喜の表情で絶頂を迎えようとしていた。


うるさいあえぎ声を唇でふさごうと、高木は少女の顎をつかんでこちらに向かせた。

グロスをやたらと塗りたくった唇がギラギラと下品に光っている。


『……キスする気にもならねぇな……』


高木は急に気分が萎えるのを感じながら、最後は雑に腰を振った。


「ああん……センセェ……いっちゃう……ああっ…いっちゃう…ああっ…あああっ!」


少女はやかましいほどあえぎ声をあげて、あっけなくオーガズムに達したようだった。


高木は少女の太もものあたりに水っぽい精液を吐き出した。


『達した』というより『排泄した』という気分だった。






初めてこの少女と関係を持ったのは林間学校の夜だった。
少女の方から高木を誘ってきたのだ。


生意気にも彼氏とのセックスに物足りなくなったのだという。


教え子と関係を持つのは初めてではなかったが、テントの中でのセックスはスリルもあってそれなりに愉しめた。


だが一度こういう関係になってしまえば単なる男と女。


いくら女子高生だからといってこんなオヤジとセックスすることに何の恥じらいも持たない女は、所詮高木には興味のないタイプの女なのだった。


彼氏のセックスが物足りないと豪語するわりには少女には何のテクニックもなく、ただバカみたいにあえぐばかりで何の面白みもなかった。


『もう潮時だな……』


少女は高木のジャージのポケットからタバコを勝手に取り出してくわえている。


タバコを吸ってさえいれば大人びて見えると思っているのだろう。


こういう浅はかさが高木の気分をますます冷え冷えとさせる。


「ここは禁煙だ。お前もう用がないなら帰れ」


高木は少女の指からタバコを取り上げた。

「はぁ?なにそれ?」


少女はムッとしたようにカバンをひっつかむと、スカートのホコリをバタバタはたいて用具室を出ていった。


『女子高生のアタシが相手にしてやってるのに』というエゴがありありと感じられた。


「……ふん……ガキが……」



高校の体育教師になって今年でちょうど10年。


ある程度のオッサン扱いはしょうがないにしても、あんな鼻垂れに見下されてまでセックスに固執する気はない。


もとより高木自身は女子高生が特に好きなわけではないのだ。


学生時代は女に不自由したことはなかったが、聖職者ともなればそんな機会も減るだろうと観念していた。


しかし実際教師になってみると、『先生と寝たがる生徒』というのが結構いるという事実に高木は少なからず驚いた。


大人になること=セックスだと勘違いしている尻の軽い娘や、同年代の男をガキ扱いするような生意気な娘にとっては、高木のような『イケメンの不良教師』は安全かつ理想的な


『冒険させてくれる大人の男』
ということになるらしい。


学生の頃から女の扱いに慣れていた高木が、教え子と初めての関係をもつまでにそれほど時間はかからなかった。


不思議と罪悪感はなかった。


――というより罪悪感を抱かなくてすむような相手を無意識的に選んでいたのかもしれない。


しかし最近では一時の欲望でこの類の女子高生と寝ても虚しさを感じるようになっていた。

身体中が奮い立つような本物の欲情をしばらく感じていないせいかもしれない。



高木は体育用具室を出て屋内プールへ向かった。


水泳部顧問である高木はプールの鍵を施錠する係になっている。


部活の終了したあと、ここで1時間ほど泳いでから帰るのが日課になっていた。





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