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魔法少女ありす
【コメディ その他小説】

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ありすの日常1-2

「ところで、そんな、重そうな銃下げていて、足、パンパンにならない?」
「これは、いつものと違がくて、軽めだから」
「そおう? 漫画で、見たことあるけど、それってコルトパイソン357っていうんでしょ? 漫画の中のヒロインは、重いっていってたけど」
「……どうして、コルトパイソンってわかったの?」
「だから、漫画で見たの」
「じゃあなくて、どうして、わたしの銃が、漫画の銃と同じってわかったの?」
「あーーーーーーーーーーーーーーーーーー、見たわね! ひどーーーーーい、ありすちゃんのえっちーーーーーーーーーー!」そこまでのひそひそ話が、一転、教室中にひびく大声に
「ずいぶん、楽しそうね、私も、お話に混ぜてくださる。なんの、お話をしていらしたの?」里美が、二人に近づいてきた。
「宮の森さん、聞いて、聞いて、ありすちゃんったら、ひどいのよ。私のパンツ見たー!」
「ええええええーーーーーーーーー?」里美が、不審の目で、凝視し、ありすは、ひっくり返りそうになる。
「なんでそうなるの?」
「透視したでしょ?」
 ありすは、由美の耳元で、ささやく
「見たのは、銃だよ」
「いずれにせよ、透視したのは、間違いないでしょ」
「銃を見たー、では、私の正体が、ばれるじゃない。それは、困る」
「だからって、ひどいよー」
「透視は、酷くないの?」
「穏便に収拾をつけてくれないと、ばらす」
「卑怯もの〜」
「わたしのこと、ずっと尾行して、監視してるのは、酷くないの?」
「それは、私が、直接、やってるわけじゃない、同僚がやってるだけ、それに、任務だもん……
 わかったわよ。でも、もうしないででね」
「わかったよ」
「なにを、こそこそしてるのかしら?」
「いやー 誤解を、といてたの」
「そうなの、誤解だったの」
「誤解?」
「そう、私、魔法、使うと、魔方陣が発光するじゃない」
「そう、そう・魔方陣が、発動しなかったから」
「魔法を使ってないって証明できたの」
「そうよね、ありすちゃんが、そんなことするはずがないですもんね。誤解がとけってよかったですね」
「そうそう、だいいち、私たち、仲良しだから、由美ちゃんそんなことするはずない」
「当然よね〜。親しき仲にも礼儀あり〜だもん」このうそつきーめ〜、いやみな〜などとありすと由美のあいだでみえない、火花が、飛びあってるなどと思いもよらない里美
「そうだわ。ありすちゃん、工藤さん、今週の土曜日に、家でハロウィンパーティーを開くの、よかったら、ぜひ、招待したいのですが、ご都合は、いかがかしら? もし、ありすちゃんの都合が、悪いような、日程を変更します」
「ほえ?」
「えっ? 私もですか?」
「ありすちゃんのお友達なら、ぜひ、来ていただきたいわ。私の知らない、ありすちゃんのお話をきけそうだし」
「そうね、まあ、いろいろ、知ってます」
「ハロウィンって、仮装して、いろんな、おうちをまわって、お菓子をもらうんでしょ?」
「本来は、そうですけど、ハロウィンの風習は、クリスマスほど定着してないので、よその家を回るのは、迷惑になる場合いもあるから、私の家で仮装パーティーをするだけでよその家を、訪問したりは、しません」
「海外でも仮装じゃなくて、武装して、フリーズなんってことも、あるしね」
「由美ちゃん……」
「工藤さん……」
「お菓子を、もらうときは、あれだよね。なんだっけ……えっと、ぎぶみーちょこれーと?」
「ちゃう! ちがうー! トリック・オア・トリートだよ!」
「でも、意味は、ちょこちょーだい、だから、だいたい あってる」
「それは、そうなんですけど……」
「意味は、あってるようで、歴史的、意味合いが、激しく、違う」
 ありすは、きょとんとするばかりで、一方の由美と里美は、困惑するばかりだ。
 そうこうするうちに、始業ベルがなり、由美も、里美も自分の席へと戻る。


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