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悟りのセックス
【鬼畜 官能小説】

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第1章-7


「それでな、真利子さん」
「はい、ご住職様」


「この性への開眼は心がけが大切なのじゃよ、途中で諦めてはなりません」
「はい」
「まあ、辛いことはないはずで、むしろ快感で無我の境地になるはずじゃて」
「はあ、そういうものですか」

「うむ、それで、まず始める前に言っておこう、始まってから違うと言われてもな」

ここで住職は大きく笑った、控えている芳念という青年も思わず微笑んでいた。


「この部屋は裸になって良いように程よい暖かさになっている」
「そうですね、気持ちが良いです」

「ここでわしと芳念と貴女は裸になるのじゃ」
「あぁ、はい・・ご住職様」
「それで、あらゆる手で貴女のセックスの快楽の奥義を与えようと思うのじゃ」
「あぁ・・・」

「時にわしが、また芳念が、更に二人同時に貴女を快楽に導くでしょう、そして」
「あぁ、はい」

「貴女の身体の隅々まで、貴女は快楽を得るでしょう、貴女の穴という穴までな」
「穴という穴まで、ですか?」
「そうじゃ、口から鼻、膣、尻の穴・・毛穴までじゃ」
「あぁ・・」

「貴女の身体の全てが快感になる、もう戻れぬほど貴女の身体は変わる」
「そ、そんなに変わるのですか?」
「そうじゃ、加療後には、貴女は男の身体が欲しくて仕方がなくなる」

「すごいです」
「そうなると男性恐怖症から一変するのじゃ」
「あぁ、すごいです、ご住職様」
「まあ、あとは治療してみれば、その凄さがわかるでしょうな、あはは」

「あぁ、はい・・」

真利子は、それを聞いただけで目眩がしそうだった。

「それで、どうしますかな?止めるも、行うのも貴女のお心じゃよ」
「はい、ひとつお聞きしますが」

「言ってみなさい、真利子さん」
「あの、セックスですと、あそこへの挿入は生でしょうか、妊娠とかの心配は?」

「あはは、それは心配ご無用じゃ、加療には勿論生で挿入じゃが、心配には及ばぬ」
「と、申しますと?」

「わしと芳念はな、パイプカットを施してあり、生殖機能はないのでな
これは性的な行為には全然支障が無く、こういう治療には最適なのじゃ
その為に女性は安心して治療に望めるということだ。

生の性器でお互いの心が触れあう、それが極意というものじゃ。
それというのもこの治療、加護にわしと芳念は命を懸けているのじゃ」





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