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禁じられた恋と性
【女性向け 官能小説】

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禁じられた恋と性(4)-2


「こんなに濡れて、寒いんじゃない?大丈夫?」
「・・・」

トモミは私の問いかけに応えなかった。
そして、傘を差した私に寄り添ってきて、私に意外な一言を言った。

「おじさま、寒いの・・」

私は驚いて、熱でもあるのかと思い心配になって、トモミの額に手を当てた。
それは心なしか、熱い気がした。

すると、何故か急にトモミは私に身体を密着してきたのだ。

「寒いの、おじさま・・」
「わ、わかった・・タクシーが来たから乗ろう、さあ」

私は、トモミが私に身体をピタリとすり寄せたのは、寒さのせいだと思った。
しかし、人が近くに誰もいないとは言いながらも、少しは気になったのである。

他人が見れば、私達は恋人同士に見えるのではないか・・と、ピヤヒヤしていた。

私はトモミの肩を抱えながらタクシーに乗り込み、
行き先を告げようとしたとき、思わぬことをトモミが言ったのである。

「おじさま、ホテルへ連れてって、寒いの、暖まりたいの」

そういうと、タクシーの中でトモミは私に身体を更に預けてきた。
私は、そのときトモミに女を感じたのである。

若い娘の何とも甘い香りに胸がどきどきしていた。
そして、トモミの態度から、何かを感じたのである。

トモミは私の手を握り、私に身体を預けていた。
私も少し濡れてはいたが、その背広をトモミの身体に掛けた。

私はそのとき、何故か体中が熱くなり、股間の物が感じていたのである。

そして、私は決心し、躊躇せずラブホテルの名前を運転手に告げた。

私は運転手に変に思われていないか、等と思い
少し心配していたがそんなことには慣れているのか
運転手は「わかりました」というだけでほっとした。

時々私は後ろから運転手の様子をバックミラーで見たが、特に変わった様子もなく
安心してトモミの柔らかい身体を抱いていた。
その時間は私には夢のような時間だった。

しかし、その時の私は、ホテルでトモミの服を脱がせて、
ドライヤーで服を乾かして上げ、落ち着いたら帰る・・そう思っていた。

その時の気持ちには嘘、偽りはなかった。
まさか、そこで娘のようなトモミを抱くとは思っていなかったのだ。

何故、私は普通のホテルでなく、ラブホテルを選んだのか・・
それはとっさの判断だった、と言えば嘘になる。



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