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俺のM女調教日記
【SM 官能小説】

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俺のM女調教日記(16)-2

俺はそんな女を求めていた。
それは愛する為ではなく、
女を犯し、縛り、調教することで俺自身を慰める道具にすぎなかった。
鬱積した心のはけ口としての女なら誰でも良かった。

しかし、俺のポリシーは卑怯に女を騙したり誘惑したりはしない。
こんな俺でも慕い、付いてくる女達がいる。
不思議なことに、
そう言う女は少なくなかった。
世の中には、どこにも不思議なバランスという作用が働くらしい。

だから、俺はそんな女を数え切れないほどものにした。

おそらくこれからもそんな生き方をするだろう。
多分、死ぬまで俺の心はそれを止めない。
俺が惚れるとき、俺を慕う女達がいる限り。

そういう女達と接していると、
母に対する憎悪の気持ちが和らいでくるのも事実だった。
それは、俺に抱かれた女達の優しさなのか。

俺が殴り、罵倒し、蹴り上げた女、
それを耐え忍び、ついてくる女達。
そういう被虐の喜びの心を持った女がいる。

そういう女の一人が佐恵子だった。


俺の今の女は看護婦長の佐恵子と、佐恵子を慕う真央だ。
佐恵子は俺を慕っている。
いつも明るく元気に振る舞っている佐恵子という女、
だが、佐恵子の心のなかにも、何かを引きずる物があるようだ。

辱められ、虐められ、犯されても俺に従う女。
佐恵子の中に潜む被虐の喜び。
それは、あいつの少女の頃に関係がある。
ずっと前に寝物語に佐恵子から聞いたことがあるからだ。

(なるほど)と俺はその時に思った、
優しい佐恵子の中に潜むM性の原点がそこにあったのか、
俺はそんな佐恵子が好きになった。

それならこの女を俺の女にしても良いと思ったのだ。
人は、外見では分からない、人の心は読めない、
つくづく俺は佐恵子をみてそう思うのだ。

だが俺は調教し、犯す為だけでなく、
あいつの身体もそうだが、気持ちが何故か好きなのだ。

そして、佐恵子の乾いた心、飢えた心、
それを満たすのが俺という存在なのだ。

性奴隷として仕え、奉仕し、俺のために生きる女。
叩かれ、殴られ、犯されても付いてくる女。
佐恵子とは、そういう女なのだ。
そうでなければ、こんな俺みたいな男に付いてくるわけがない。


婦長として病院で、看護師の女達をきびきびと取り仕切る女。
佐恵子は、どこか女達の母のように慕われている。
優しく包容力があるからだろう。

佐恵子は俺と同じような若い頃に(愛に飢えたとき)があった。
それは俺しか知らない。

佐恵子をセックスの後で抱いたとき、告白したからだ。
仕事以外にもプレイベートでも、
若い看護師の面倒をみて、自分の娘のように可愛がるのは、
愛に飢えた頃の、自分への裏返し・・かもしれない。




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