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ゼビア・ズ・ストーリー
【ファンタジー 官能小説】

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双星の魔導師-10

「あぐっ!」

 蠢くリンの指は的確に前立腺を探り当てた。
 アースの体が跳ねてムクムクと肉棒が勃ちあがる。

「う…く…やめろって…ぐぅ…」

 無理やりの刺激にアースは抵抗しようと必死だ。

「……アタシに逆らうとどうなるか…体に教え込んでおくわねぇ……」

 かなりキているリンの表情にアースは顔をひきつらせる。
 リンは前立腺マッサージをしながら、もう片方の手で肉棒を扱き始めた。

「っはっ……」

 背筋に快感が走り抜け、全身に広がる。
 長生きなだけありリンの手技は天下一品だ。

「…く…リンっ……」

 すぐにイきそうになったアースはリンに合図して魔力提供を促す。

「イかさない」

「!!!」

 今にも出そうな瞬間、根元を握られて逆流するものに睾丸が悲鳴をあげた。

「ぐぁっ……」

 出したくても出せ無い状況にアースは脂汗を浮かべて唸る。

「何回我慢できるかしらねぇ……」

 怒りに理性がぶっ飛んだリンを止める事は誰にも出来なかった……

 結局、アースはその日10回以上おあずけをくらい、やっとイかせてもらえたと思ったら魔力を骨の髄まで吸い尽くされた。
 アースから放たれた大量の精液はリンの手をデロデロに汚す。
 リンはそれをペロリと舐めながらアースに一言。

「わかったわね?」

 2度と逆らうな、と脅されたアースは虚ろな目で頷く。

 気がつくと空は茜色に染まっていた。

「…あ〜最悪だ……」

 リンに弄ばれるし、せっかくの休みは潰れるし、人生で5本の指に入るであろう最低の1日だった。

「大丈夫かい?」

 声をかけられ顔を上げるとベルリアが椅子に座っていた。

「……リンは?」

「満足して寝ちゃったよ」

 ベルリアは胸を指差して答える。

「あと、1つ言っておくけど…お前はリンには勝てないよ」

 ベットから出て服を着ていたアースはベルリアの言葉に驚く。


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