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お嬢様?麗子
【学園物 官能小説】

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エセお嬢様の帰り道-1

いったい誰がわたくしのブルマや制服にいやらしい液をぶっかけたのでしょう?
わたくしは授業が終わるまで悶々としておりました。
物が物だけに男性の方が犯人と思うのですが…ここは女子校でございます。
本当に下着泥棒さんが潜り込んで?
でもそんな危険を冒す意味も判りません。
ただ…いつまでもグダグダと考え込んでいる訳にもいかず。
「ごきげんよう」
わたくしは教室に残る級友たちにニコやかに挨拶をすると教室の出入り口に向かいます。

「ごきげんよう」

「ではまた明日」
級友たちも更衣室での妙な件など忘れてしまったようにニコやかに挨拶を交わしてまいりました。
そんなこんなで教室を後にしたわたくし。
さぁ…トッと帰りましょう。


登校時は自宅近くのバス停からバスに乗って二十分程度の通学路。
帰りは一時間近くかけて歩きます。

ただでさえ胸とお尻の大きなわたくし。
また太り易い体質でもあり。
ちょっと油断すると直ぐにおなかの廻りにも肉がついてしまうんです。
ですから…日頃よりダイエットを兼ねた運動は欠かせません。
この徒歩での下校もそんな運動の一環でした。

そんなわたくし…。
学校を出て少ししてです。
わたくしの足は極自然に長い遊歩道のある大きな自然公園の方に向かっていました。
このルートは近道でも何でもない上に。
人気のない淋しい道が続き。
件の遊歩道に至っては変質者出没の噂が絶えません。
普段は近づく事すらしないのに。
色々とあって気持ちも高ぶり、魔が差したのでしょうか。
わたくしは立ち止まる事も引き返す事もせずに遊歩道へと向かって行ったのです。

そして遊歩道の入り口へと差し掛かった頃合いに…。
バタバタと背後から近づく足音。

“やっぱり出没されたのですか?”
わたくしの全身に俄かに緊張が走ります。
それでも歩みを進めていると…。

わたくしの横に見ず知らずの若い男性の方が並びました。
無論、他には人影はありません。

“この人は多分…痴漢の類いだ”
そう思いながらも…不思議とわたくしの心は落ち着いておりました。
横目に見る変質者さんと思しき人が…。
思いのほか若く、整った顔つきだったからかもしれません。

そしてその人はやはり紛れもない変質者さんでした。
「お嬢ちゃん…お尻大きいねぇ」
変質者さんが嬉しげにスケベったらしい声で話しかけてまいりました。

“そ…そんな事…言われるまでもなく承知しております”
なんて…少し的外れな事を考えながら、わたくしは顔を真っ赤にしてしまいました。
本当に不思議なのですが…“逃げなきゃ”と言う意識はすっぽり抜け落ちているようでした。

そして変質者さんは。
「お尻、触らせて」
そう言うと、わたくしの返事も聞かずに。
わたくしのでっかく張り出したお尻をネチッと撫で回して来ました。


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