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艶母と濡叔母 〜僕の性交 成長日記〜
【近親相姦 官能小説】

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第一章 裏切りの朝-5

姉妹仲良く温泉に行った。
夕食までの時間、僕は部屋でケータイゲームをするつもりでカバンを探った。

ドアをノックする音。
叔父が顔を覗かせた。

叔父は僕に向け、その辺りを一緒に散策しないかと声をかけた。
「いや、いいです」僕は言って断った。

やさしくて社会性があり、その出で立ちから人の良さと、包容力を滲み出させている叔父。
高校生である僕は、何の責任も負わないまま、彼が仕事に行っている間に、彼の稼いだ金で買った叔母と暮らす愛の素へ上がり込み、ほんの数時間前まで彼が使っていたベッドの上で、叔母を剥き、叔母に、彼を根底的に裏切る行為をさせている。
そう整理して思い返してみて、なんか悪いことしてるなーって、ゲームしながら少し思って胸が痛んだ。


翌朝、ナンバー3の者同士が、「朝練」と称してラケットを持ち、乗り合わせで来た白のスカイラインを独占してテニス場へ降りた。

山のてっぺんにあるホテルと、山間の中腹にあるテニス場は、曲がりくねった坂を下りて、車で10分くらいのところにあった。

早朝ということもあって、コートにはまだ誰も来ていなかった。
僕は助手席から下りて伸びをし、まだできたばかりの新しい空気を胸一杯に吸い込んだ。
胸を満たすヒヤリと冷たい濡れた空気には、白い靄がかかっていて、僅か下に見える茶褐色のコートを幻想的に見せていた。

「テニスなんていいのよ」
利江は言って、僕の首に腕を絡めた。
強引に唇を重ねて来て、白のショートパンツの股間の膨らみを掌で覆った。

「そんなつもりでここに来たの?」
雑に擦り上げる叔母の手付き。朝のあたたかい項に向けて僕は言う。
利江は応えず、その代わりに僕の前へ静かに屈み込んで、僕のパンツの腰のホックに手をかけた。


しっぽり満たされてホテルに戻る。
リモコンキーで車に鍵をかけた利江は、「じゃあ」とそつなく呟くと、足早に立ち去ってトイレへ向った。
僕はのんびりと歩いてロビーへと向かう。

顔の火照りやカラダの高揚、互いの仕草や表情、距離感によって、その関係が妖しまわれてしまうと困るから。ホテルへ戻る登りの道中、利江は僕の手を握りながらそう言った。
彼女の太い手首に巻いた、銀のブレスレットが小さく揺れて光っていた。


気怠い足並みを引き摺るようにして、エレベーターを下りて部屋へと向かう。
まだ眠っているかも知れない母を起こさないように、静かに鍵を使って、と思ったが、不用心なことに開いたままになっていた。
出て来る時には僕が確かに掛けておいたから、母が起きて閉め忘れているのだろう。
無防備で無頓着な母のこと。やれやれと思ってドアを開くと、中から衣擦れの音がして、男の声が聞こえた。

ドキリとする。
気配を殺してそっと中へ入り、音がしないよう後ろでドアを閉めた。
足音を忍ばせて、僅かに開いた襖の隙間から中を覗く。


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