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二人の満員電車
【痴漢/痴女 官能小説】

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二人の満員電車-9

・・・顔が熱い・・・。



心臓が、今までにないくらいに高鳴っている。



安藤くんに、気づかれないかな・・・?





ガタン!と電車が揺れて、友里たちのほうに乗客が押し寄せる。



安藤は友里に負担がかからないように腕でかばってくれてるみたいだ。



安藤の片手が友里の背に回って、抱きしめられている体制になる。



ドキドキする・・・。



けど、さっきの痴漢と違って・・・嫌じゃない。



友里は、きゅっと安藤のシャツを握った。



安藤はそれに気づいたみたいで、背中に回した手に力が入った。



そして・・・。





友里は、安藤に覆われるような体制のまま、唇を奪われていた。



「んっ・・・」



ウソ・・・。



私、安藤くんにキス、されてる・・・?



しかも、電車の中で・・・。



ちゅ・・・ちゅっ・・・



唇をついばむように、軽く、繰り返されるキス。



少し開いた唇から安藤の舌が侵入してきた。




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