投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

詐欺師E.
【サスペンス 推理小説】

詐欺師E.の最初へ 詐欺師E. 1 詐欺師E. 3 詐欺師E.の最後へ

『詐欺師E.〜E.P.2〜』-1

(9/16PM4:00)
俺は奇妙な夢で目覚めた。ある小柄な男が
「君は僕に勝てない…」
まるで英単語を覚える時のようにその言葉が繰り返される。周りの風景は真っ黒だったが、男の容姿が妙にリアルだったため何か恐怖さぇ感じた…

その頃…北京郊外
「今、日本での取引は危険です。」
「何を言ってるんだい?日本ほど安全なところはないよ」
「今の日本は変わりつつあります!あの詐欺師が」
「しつこいな君も。そんな警察と組むような詐欺師、どうってことないさ」
「しかし奴はFBIも注目する逸材です!業界では天才の呼び声も高いですよ!」
「だから何だい?」
「いっいやですから」
「負けるわけないだろ?この僕が」
「ん……」


(9/16PM7:16)
E:おやじ!
上山:おっ!待ってたぞ
俺がおやじと呼ぶこの人、実は警視庁と俺をくっつけた張本人。上山大歩(カミヤマダイホ)ベテランの刑事で警視庁ではかなりお偉いさんらしい。そして決まって部下の富沢さんと取り調べ室へ…警察署内でも俺の存在を知ってるのはおやじと富沢さんと署長だけだ。
カチャ
上:さて、今回の事件だが…中国の北京で裏取引で有名な商人が東京を狙ってると中国警察庁から連絡が入った。
E:で、何を取引するの?
上:それがわからないんだ。裏取引の方法も品物もなぞのベールに包まれているらしい。
E:それじゃあ実在しない可能性もあるんじゃないのか?
上:私もよくわからない。ここに北京行きのチケットがある。明日にでも飛んでくれ!
E:本当少しは人の都合も考えろよ
上:悪いな
富:空港までは僕が送りますから。
E:おやじは?
上:明日はちょっと別件でいけないんだ
E:そっか。わかった!じゃあ支度するから帰るよ


(9/17PM1:00)
E:じゃあ空港までよろしくね
富:じゃあ発車します。

久しぶりの海外に多少不安もあった。まあ不安と言っても忘れ物のことなんだけどね。


(9/17PM7:00)中国北京
まず俺は知り合いのバーに行った。腹拵えと情報収集のために
マスター:おう!久しぶりだな
E:お久しぶりです。あっいつものよろしく
マスターは昔日本で有名な詐欺師だった。52の時に引退しここでバーを営んでると言うことしか俺は知らない。ちなみに俺も日本の詐欺師としか言ってない。E.と言うのは言ってない。いつものと言うのはスペアリブと海藻のサラダ
マ:今日はどうしたんだ?
E:最近この辺の有名な商人が日本に裏取引を持ちかけてるって話知ってる?
マ:商人?…そやつを追ってるのか?
E:あぁ
マ:もしかしたら奴のことかもしれん。今のお前さんには無理かもしれないな
E:!?そんなにすごい奴のか?
マ:そいつは普段は商人だが、裏では詐欺師だ。しかも世界屈指の話術を持っていると聞いたことがある。ただ消息は知らん
E:詐欺師が詐欺師を追うか…
マ:詐欺師と詐欺師が対決したらどうなるのかのお
E:もし今噂のE.とそいつが対決したらどうなると思う?
マ:Eの噂が本当ならEだろう。奴の手腕は素晴らしい。彼なら勝てるかもな
E:そっか!じゃあ俺も勝てるな
マ:なぜだ?
E:俺はE.より上だから!マスターごちそうさま!
マ:E.より上か…

詐欺師を追うなんて大変なことになったな。マスターも消息を知らないとなると困るなぁ…取りあえず前にマスターから聞いたマフィアの溜り場に行くか


詐欺師E.の最初へ 詐欺師E. 1 詐欺師E. 3 詐欺師E.の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前