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みだ★ゆめ
【ファンタジー 官能小説】

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4・バカなんて大キライ-7

『ら、らめ、そこは大事な場所だから・・・!』
「分かってるよ。だから優しくしてるだろ?」

指にきつく絡み付いてくるリリスの襞。
ピンク色の美しいその部分が俺の愛撫によって、淫らな液体を溢れさせている。

「やっぱり1本より2本の方がいいよな。物足りないだろうし」
『うう・・・うあ、あっ、んううう・・・!』

そこをまさぐりながら、俺はもう一度リリスに口付けを交わした。
いきなりされて驚いていたが、すぐにねじ込もうとした俺の舌に噛み付いてきた。

『・・・隆一ぃ・・・』

リリスが舌をくねらせて生温かい唾液を流し込んでくる。

『はあ、あっ、んん・・・もっと、キスしてぇ』
「ん・・・んんっ」

今日のリリスはとても甘えん坊だな。
いいぞ、俺ももっとしたくなってきたところだ。気が済んでも、続けよう。
仰向けになっているリリスに体重をかけない様にしながら、唇と下の口の愛撫を続けた。
舌の動きに呼応するみたいに、下の口も指にしゃぶりついて離そうとしない。
溢れて止まらない唾液と蜜に、溺れてしまいそうだった。

『隆一ぃ・・・・』
「・・・リリス・・・・」

舌を舐め合いながら互いの名前を呼んだ。
ちゃんと自分のすぐ傍にいるのを確認してから、もっと激しく絡み合っていく。

『ぁ・・・はぁああっ!』

やがて、リリスが小さく絶頂を迎えた。
ようやく緩くなったそこから指と共に、触れ合っていた唇も一度離す。

「リリス・・・いくぞ」
『・・・うん』

そして、もう一度キスを交わし、そのまま離さない様に、リリスに自分の証を挿入していく。
奥まで進み切ると、リリスが両膝を俺の腰に絡ませてきた。


『んっ、んっ!んっ!んんっ、んんっ!』


正常位でディープキスをしながらリリスの膣内をピストンしていく。

『はあ、んむっ、んん・・・んるっ、んちゅ』

ずっとキスを続けて口が塞がれてるから、苦しくないかな。
だがリリスは、そんな心配をよそに自分から舌を絡ませて、俺の舌を噛んでくる。
掃除機の様に吸い付いてくるので、油断してたら唇や舌どころか骨まで食われてしまいそうだ。


『んっんぉ!んっんぉ!!』


−もっとぉ、もっとぉ

口と口が繋がり、リリスの声が俺の喉に響いてくる。
・・・こいつと出会って、正しくは拾ってもう3ヶ月になる。
一人前のサキュバスになれるまでどれくらいかかるのだろうか。
それは分からないと、こいつもラウムも口を揃えて言っていた。

もし、そうなったら・・・リリスはここに残るのか?
人間の世界には修行で来てるんだから、それを終えたら自分の世界に帰るんだよな。
最初の段階で分かっていた筈なんだが、まるで気付かなかった。


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