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みだ★ゆめ
【ファンタジー 官能小説】

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2・キノウの怖さが消ユ-4

『んん・・・く、はあ・・・うああ、あっ』

リリスの制服を脱がしてブラジャーも剥ぎ取り、直接乳房を愛撫し続けた。

・・・違う、なんだかしっくり来ない。
一人前のサキュバスになるなら、自分から男を責めなくちゃいけないんじゃないのか。
なのにリリスは今日もただされるがままで、進歩していない。

『はあっ、はあ、はあ・・・え?りゅ、隆一?』

胸を触る手を止めたのを不思議に思ったのか、振り向いた。

「そろそろ、お前からしてみるんだ」
『わ・・・私が?出来ないって、無理だよ!』
「三日目位まではやってただろ。大丈夫、出来ないなんて事は無い。やるかやらないか、だ」
『や、やり方はちゃんと知ってるけど・・・でもぉ・・・』

本当はリリス自身も踏み出せないのが嫌なんじゃないか。
こんな時は迷いながらでも自分からやるしかない。それが自信に繋がっていくから。

『・・・分かった、やるよ。でも、隆一』
「なんだよ」
『目は閉じてて。い、いいって言うまで、開けないで。分かった?』
「ああ・・・・・」

と言いつつ薄目を開けていたら、ばれて怒られた。
これで少しは和んでやりやすくなったかな。
まあ、そのつもりではなくてただ自分からやるリリスを見たかったからなんだが。


目蓋を閉じて待っていると、顔に生暖かい風が吹いてきた。
どうやらリリスの呼吸らしい。頻繁にかかるので、かなり興奮というか緊張している様だ。

『んん・・・』

唇にむにゅ、と柔らかい感触が重なる。
俺が最初に教えたのをちゃんと覚えてたのか。なんだか、嬉しいがちょっとむず痒い。
リリスは一旦唇を離してからもう一度触れてきた。
今度はやたら舌で唇を触ってくるので、開けようと動かした所で一気にねじ込まれた。

「んう?!ん、くっ!」

舌の腹をべろりと舐められ、擦り付けられていく。

(・・・こいつの、甘い・・・)

ちょっと砂糖を入れすぎなんじゃないか。
甘いのじゃないとコーヒーが飲めない子供のくせに、こんな事をするなんて・・・

しばらく舐め回してから、リリスは口を開いた。

『いいよ、開けても』

恐る恐る指示された通りに目を開くと、そこには頬を赤く染めたリリスがいた。

「な、なんで見ちゃいけなかったんだよ」
『・・・そしたらめっちゃ恥ずかしいじゃん』
「馬鹿だな、見つめ合いながらやるのが興奮するんだろ」
『それは単に隆一がスケベなだけだよ』

淫魔にスケベだと言われた人間は多分俺だけかもしれない。
まったく、お前はサキュバスにしては恥じらいすぎるんだよ。

でも、今のキスはこいつにしてはそれなりにエロかったと思う。


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