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海藤梨華の卑猥な日常2
【性転換/フタナリ 官能小説】

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ペットの恋-3

『…ご褒美、』


玲子は穏やかな声で静かにそう言って、梨華を見つめると、梨華はまた恥ずかしそうに俯いて礼を言った。


少し落ち着きを取り戻して、テーブルに置いたままのミネラルウォーターを一口喉に流し込む。


『梨華、今日はあなたにプレゼントがあるの』


玲子は言って、赤いリボンのかかった真っ白な箱を差し出した。


『えっ…』


突然のことに驚きながら受け取ると【開けてみて】と言われてリボンに手をかける。


『わあ…』


中に入っていたのは、スワロがキラキラと散りばめられた細く純白の首輪。


『…いいんですか?!』


喜びと驚きを含んだ瞳で玲子を見ると、【つけてあげる】とその首輪を手に取り、梨華の首に回した。


『はい、出来た』


見た目よりもずっしりと重くしっかりとした造りの首輪に、玲子のペットだという実感がじわじわとわいてくる。


『似合ってる』


玲子は、自分セレクトに間違いはなかったと納得も含まれた満足そうな顔でそう言ってから続けた。


『これで、完全に私のペットね。その首輪はネーム入りなのよ。内側に所有する私の名前と梨華の名前が掘られてるの』


それを聞いて益々感動した梨華は、思わず涙ぐむ。


『嬉しいです』


ずっと一緒ってことだよね…
ヤバい、嬉しいよお


『ほら、泣かないの。そんなに喜ばれるなんて、私も嬉しいわ』


玲子は言って優しく梨華を包み込む。


梨華は初めて触れる服越しの温もりに、しばらくの間静かに泣いていた。


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