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性奴会長藤本玲子
【調教 官能小説】

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性奴会長藤本玲子2-3

そして今日も…。
殆ど抱き合うくらいに寄り添う小柄な少女が二人。
どうやら一年生のようだ。
ショートカットとセミロングの一年生らしき二人の少女。
どちらも可もなく不可もない顔つき。
派手さはあまりない、どちらかと言うと真面目そうな少女であった。

その少女たちの姿を見かけた小笠原裕子。
獲物を見つけた狡猾な雌狐の様な笑み真っ赤な口の端に貼り付かせている。

一方、藤本玲子はソワソワと見るからに落ち着きがない。
自分が注意させられる事は間違いないからだ。
出来れば立ち入り禁止の場所に立ち入っているだけで済まして欲しかったが…。

そんな藤本玲子の空しい願いも届かず。
小笠原裕子の黒い影に気がつかない二人の一年生は、遂にその唇と唇を重ね合わせてしまった。

「あらぁ…あんな事してるわねぇ…さぁ注意しに行きましょ」
目を逸らす様にして戸惑っている藤本玲子の耳元でネットリとした小声をあげる小笠原裕子。
それだけでない真っ赤になっている藤本玲子の耳にあえて熱い吐息を吐きかけている。

実は藤本玲子。
この時点で既に大きな木綿のパンティの股布を熱く湿らせ始めていた。
本人にその気がなくとも、度重なる小笠原裕子のセクハラが藤本玲子の股ぐらをジワジワと侵食していたのだ。

「………」
そして一歩が踏み出せない藤本玲子は懇願するような瞳で小笠原裕子を見つめる。

その瞳を無言で睨み返す小笠原裕子。
早く!
その視線はそう言っている。
そして伸縮ボールペンの先で急かすように藤本玲子の下腹部の膨らみをポンポンと叩く。


「うっ…」
ゾワッとするおぞましさを含む恥ずかしさに腰を引きながら小さな声をあげる藤本玲子。
しかし…その意思とは反対にジワジワと妙な感覚が股間に広がり始めている。
その事もおぼろ気ながら気づきだす藤本玲子。
それを押し殺し、フラフラと二人の一年生に近づいて行った。

「えっ!」

「……!」
藤本玲子と小笠原裕子の姿に気がついた二人の一年生。
慌てて離れると、一人は小さな悲鳴をあげ。
一人はハッとしたように息を飲んでいる。
他人に見られるだけでも恥ずかしいのに…ましてや相手は小笠原裕子だ。
二人の動揺はそれはもう当然の事であった。

「な…なに…してるの…こんな所で」
小笠原裕子の視線を恐れながら泣きそうな小声で二人を注意する藤本玲子。

「ご…めんなさい」

「すみません…でした」
泣きそうなのは二人の一年生も同じ事だった。
小さな声で謝るとその場から逃げ去ろうとする一年生。
だが…。

「待ちなさい!」
小笠原裕子がそれを許さない。
そして、藤本玲子の耳元で何事か囁く。

「……そっ!そんな!」
それを聞いた藤本玲子の顔がみるみる真っ赤になり…ついには抵抗するような声を上げてしまった。

「早く!」
しかし有無を言わせない小笠原裕子。

「…………」
目に涙を溜めた藤本玲子。
申し訳なさそうな顔で二人の一年生に近づく。
仕方がなかった。
小笠原裕子に逆らったどんな目に遭わされるか…判った物ではない。


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